海螺溝

釋護法と信行:夫婦で山ある記トップページへ

2002年3月3日~3月9日

概要

 例によって、「行けそうだ、なら行っちまえ」のいい加減山遊びです。今回は、その名も「湯煙り紀行」の軟弱ツアでありますが、マオイスト騒動で物騒なネパールツアからの切り替え組が多いのかか、ぎりぎりまでのキャンセル待ちとなりました。実は私達もネパールの今年はやばそうということで、変更しました。A社ツアは、1月、2月に続いての3回目だそうで、日本のツアが入るのは、これらが初めてとの事。
 ホームページで情報収集しましたが、急激に道路も良くなり、展望地へのケーブル設置など、交通・アクセス状況は非常に違ってました。立派な二郎山トンネルも完成してました。これでよほどアクセスが容易になったのではと思います。入口に当たる磨西には立派な新設の大きなホテル群があり、1号営地、2号営地、3号営地にも立派なホテルがあります。


 2号営地(露天風呂と温泉プール)と3号営地に泊まりましたが、特に3号営地はビジネスホテルクラス+αの印象でしたし、2号営地の宿は立派なリゾート施設でした。ただ、国内の観光向けなんでしょうね。ホテルには中国語の説明書しかありませんし、部屋からの国際電話も駄目でした。山ツアに行くと必ず遭遇する西洋人の姿も見られなかったです。一方、中国の国内の旅行者は大勢入ってきていました。
 5日、6日と雪が降り止まず、モルゲンロートに輝く筈の金銀山・三連峰も眺められず、もちろんロ-プウェー使ってのミニヤコンガ展望地への訪問も駄目。ひたすら宿舎に停滞してました。
 おまけに降雪による停電まで発生し、6日には3号営地から2号営地まで撤退となりました。しかし、しかしですよ。日頃の心がけと、てるてる坊主のお陰で7日は快晴。雪景色のなかで、すべての展望を満喫できました。