徳島 焼山寺山
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行程  2018年2月9日
  徳島市内8:45=国道438-県道9:28=鍋岩分岐=へんろ駅=杖杉庵9:42-10:01-焼山寺 本堂10:50
  -奥の院へ11:03-大蛇封じ込めの岩11:25-竜王窟・奥の院分岐11:51-焼山寺12:17-12:38
  -杖杉庵13:15=徳島市内    

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

カシミールとGPS
ここ数日ではこの日だけが晴れマーク。気温も多少高くなるようなので車のアクセス道路の凍結も避けられそうと久し振りの焼山寺山へ。
四国お遍路の焼山寺から大日寺への道を逆にたどるコースになる、神山町の鍋岩〜杖杉庵からのアクセス。
GPS専用機のGARMIN OREGON600とASUSタブレットZENPAD8付属のGPSでトラックを記録して比較。専用機のGARMINの価格はASUSタブレットより倍近く高価。タブレット付属のGPSで使うソフトウエアは無料(もしくは数百円)。ところが、測定結果はタブレットの方よほど優れている。
ただ、この近辺には鉱物が豊富に埋まっているのか?、GPSデータが久し振りに荒れた状態。更に奥の神通の滝でも同じような現象あった。衛星からの電波が乱れるのかな?

鍋岩のおへんろ駅からは狭いが舗装された参拝用?林道を上ると杖杉庵。平安前期のお遍路の元祖とされる右衛門三郎と弘法大師像が置かれている。ここに車を置く。
舗装された参拝用の道は綺麗に除雪されてノーマルタイヤでも問題なさそう。一方、遍路道は雪を被っていた。
摩廬山 焼山寺は標高約700m。奥の院のある標高938mの焼山寺山山頂の8合目になる。
仁王門をくぐり本堂、不動堂、太師堂などに参拝。車で上まで来られたお遍路さん三人がおられた。
山頂への山道入口のある裏側にまわると、大きな除雪用の重機。これで参拝道路の除雪をしているだ。
山頂への登山道は流石に積雪が増える。しばらく登ると大蛇封じ込めの岩。積雪量は多くなりアイゼンを装着。
上まで行く人は少なく雪面は動物の足跡のみ。竜王窟と奥の院の分岐尾根で、予定の時間を過ぎてしまってUターン(^_^;)。 もう少しの距離だが、勾配きつく積雪も多く時間がかかりそう。
途中、行動食を食べながら本堂へと下山。本堂に戻ったところで、味噌汁と残りの赤飯ニギリをとって遍路値を杖杉庵へ。
南東方面の山は大川原高原と高鉾山らしいが?
2/24に夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」の映画が公開されるらしい。
杖杉庵へおりる遍路道、広い道幅だと思ったら、大正に作られた馬車道との事。一部、ロープの架かる旧道がが残っていた。 
ところで杖杉庵は無人になっているとのこと。ここで弘法大師と再会できた右衛門三郎は伊予で生まれ変わり、52番札所の岩手寺を創建したといわれている。