世界のトイレ事情(笑)
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 以下、クリックで地図、写真拡大します

たまたま図書館で「世界おもしろ比較文化紀行・・トイレはどこですあか?」という本を見つけました。 東アジア、ヨーロッパ、西~南アジア、津南アジア・オセアニアの各地域のトイレ文化を詳記しているユニークな本です。

これまでも海外の山・旅の途中で「あれれ」と思ったことが何度もありますが、この本で国による違いを再認識。

トルコの寝台列車

トルコのホテル
2010年2月のトルコの旅。この本でトイレに「水の蛇口、ホース、手桶」が置いてあった意味もやっと納得。後始末に紙など(石とか葉などもこちらか)を使う文化圏と水による手洗い文化圏があるんだ。なんとトルコのトイレ(一部の腰掛け型)はウオッシュレットの原型じゃないですか。左の写真はイスタンブールからアンカラへの寝台列車でのトイレ。 右はホテルのトイレ、まさにウオッシュレットです。

ともあれ感心したついでに、これまでの世界の山と旅で
たまたま撮した写真のストックをがさごそ探ってみました。
まずはニュージランド、ミルフォードトラックのマッキノン峠。
「世界一見晴らしが良いトイレ」がキャッチフレーズです。

マッキノン峠のマウントクックリリー

マッキノン峠

峠のトイレと
フッカー谷
続いては、ネパールトレッキングのテントトイレと民家のトイレです。テントの横に穴を掘って簡易的な覆いのテントを張ります。右の写真は、まだロッジが今ほど普及せずテント泊の頃、民家の物置のようなトイレです。穴が複数あいております。床には藁?枯れ草?が敷かれてました(尻拭き用?)。落ちないようにしないと。

青いトイレテント

民家の穴あきトイレ
続いて中国、四川省の山の中への旅です。
左はまだ街の中のニーハウトイレ。これは綺麗な方ですね。長い溝があって隣からのブツが流れてきます。右の写真は、九寨溝の最新バストイレ。非水洗のようです。使った人の話では腰掛け型で使用毎にビニールシートが出てくるとか。

中国、町中のトイレ

九寨溝、最新バストイレ
山の中に入っていき、標高4000mくらいの雪山梁のトイレとパーローシャン峠のトイレです。ここも同じ部屋に穴が複数。仲良く並んで用を足しますが、穴は遙か下まで開放されています(床?はグラグラしてスリルあります)。

雪山梁のトイレ

パーローシャン峠のトイレ
もうひとつ、チベット旅行でのトイレ。
左はチャカのホテル。シャワーすると便器も床も水浸しになります(悲)。右はポタラ宮の出入り口にある有名なトイレ。やはり複数の人が効率的に利用できますし(汗)、穴は遙か下の約10m以上まで通じています。この写真は取り損ねたのでネットから拝借したもの。

チャカのホテル

ポタラ宮のトイレ
意外だったのが、世界遺産にもなったスイスのベルニナ急行、氷河急行。
どちらも特急とも訳されてますが、ここのトイレは線路面に向けて全面開放状態。下の線路が見えました(汗)。 昔の日本の国鉄時代の列車も走行しながら撒き散らしてましたよね。

スイス氷河急行